志摩半島の南の方に行ってきた。
移動時間だけで合計11時間の強行日帰りスケジュール。
伊勢神宮や志摩スペイン村に立ち寄ることもなく帰ってきたのだが、道々お世話になった三交タクシーの運転手さんがとても良い人だった。
伊勢・志摩の市町村合併の話から、スペイン村経営の遍歴、タクシー業界の盛衰まで、興味深い話題で飽きることがなかった。
伊勢神宮にまつわる歴史については感心することしきりの知識量。
聞けばこの道35年だそうで、「私が若い頃には会社の教育で叩き込まれたもんですよ。最近の若いのは覚えようともしませんがねぇ」と。
尊敬に値するプロフェッショナルでした。
車中の話題のひとつ、「赤福」のお話。
いつも名古屋のキオスクで見掛けはするものの手を伸ばしたことがなかった赤福。そもそも名古屋ではなく伊勢の名物なのですね。
経営難の窮地から全国に名を知られる銘菓に名を押し上げた当時の社長の話に感銘を受け、急にいとおしくなった私は、当然の如く1箱お買い上げしたのでした。
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