京都 祇園祭

with 4件のコメント

 山から下りた翌日、先輩の思いつきに乗っかって早朝から京都祇園祭へ。他の観光客に連なって乗ったバスが着いたのは、混雑最高潮の四条河原町。物凄い人垣の向こうに巨大な鉾(ほこ)が頭を出している。動かない。「何をしてるの?」と思っていると、鉾がグイッと回り歓声が上がる。辻回しという見せ場なのですね。

 続いてカマキリが乗っている蟷螂山が登場。案外あっさりと辻を曲がる。後々知ったのだが、蟷螂山が一番人気だとか。うぅん、確かに気になる、あの微妙な動き。良い場所はないかとこれでもかという人込みを右往左往。すれ違いざまにオッサンの汗が腕にベタリ・・・。心身ともに冷えました(哀


 四条のSHIPSの向かい辺りにようやく場所を見つけ、しばし観覧。訳も分からず写真を撮りまくる。山鉾の行列には結構外人さんが多かったのと、辻回し待ちでタバコ吸ってたりするのんびりした雰囲気が意外で面白かった。伝統そのものの都で生まれ育つのはどんな心境だろうかなどと、京都が舞台の文学作品の断片を思い浮かべつつ行過ぎる山鉾を見送る。

 巡行を一通り見終え、伝統と人いきれの熱気にお腹いっぱいになったので、京都在住の先輩の家へ向かうことに。近くの名所に目もくれず、駅前ドトールのアイスカフェラテで一息。はぁ、染み入る。。。

 道々見かけたモルツの黄色いバスが気になる。聞けば近くにサントリーのビール工場と山崎蒸留所があるという。ボリュームのある昼食で満腹だったので、山崎蒸留所見学に向かう(連れて行ってもらう)。

 蒸留所で自分達の生まれ年の樽と記念撮影などしつつ、待望の試飲。銘柄は「北杜」、「山崎17年(12だったかな?)」、そして「響」。響は文句なし。意外にも山崎より北杜の方が美味く感じる。値段の割りに良く出来ている。試飲時間は短く、残してはもったいないとハーフロック3杯をそそくさと空ける。酔いに任せてお土産を買いあさる。金銭感覚低下。いい商売してます。

 有料のカウンターで「ニューポット」という熟成前の透明なウィスキーを頂く。・・・衝撃!荒削りを通り越して、そのまんまアルコール。そして、夜半までぶり返す独特の風味。ズブロッカの3倍キツイ。蒸留所を訪れたら是非とも挑戦して頂きたい。

 晩には加茂川沿いの店でハモを食い、八坂神社を見物。翌日は朝イチでビール工場見学。工場の案内を純粋に楽しみつつ、やっぱり試飲。四水系モルツを飲み比べ、プレミアム・モルツを頂く。美味い。ここでも試飲時間が短い。

 午前中からほろ酔いの良い気分で帰路の新幹線へ。京都堪能!良い週末だったなぁ。先輩の思いつきに感謝!

 大阪の天神祭、東京の神田祭と合わせて、日本三大祭りと言うのですね。一緒に行った先輩とは「祇園祭、三社祭、ねぶた祭」で妥協しました。

4 Responses

  1. suko
    | 返信

    せっかくお誘い頂いたのに、ヘタレて申し訳ない。
    古都もですが、なにより山崎蒸留所を逃したのが痛いです。

  2. muramura
    | 返信

    stone様

    blogでは、はじめましてです。
    行動力ありますね? さすがです。
    そしてとってもうらやましい。

    私も、山崎蒸留所に行きたいです。
    だからsuko様、今度ご一緒しませんか?

  3. stone
    | 返信

    muramuraさん、こんばんは。コメントありがとう。
    「はじめまして」と言われると、何だか新鮮です。

    山崎蒸留所はオススメですよー。
    是非ともニューポットにチャレンジしてください。
    スゴイから(笑

  4. suko
    | 返信

    機会があったらよろしく。
    今回は行くつもりだったのに、stoneから最終確認を貰ったときに寝てて、寝起きで行く気無しになってしまったという寸法でした。次の日ちょっと後悔したけどまあいいやと。

Leave a Reply